激レア車なのに・・・😢
- ONI ONI
- 4月28日
- 読了時間: 3分

今日のお車はアテンザワゴン
走行約8万
3年前くらいに某YouTuberさんのお店にて
ドライアイスでの洗浄をされた事のあるお車でした。
このお車MT、AWDとかなりマニアックな車両でレアです。
そのお店なのか、別のお店なのか分かりませんが
「😢」
の連続でした。
煤掘ったらOKってのは過去の話だよというお話は最後にします。


他にもありましたが分かりやすい所で・・・
カプラーの爪が折られている!!!!!!!
これですね
確かにカプラーは外しにくいです。
なのでいちいち道具で外したがる人もいます。
でも思いっきり力が掛かるので耐え切れず折れてしまう事も多いです。
こんなレア車なのに・・・
熱が入っててポロって事は確かにあります。
でもMTはバイパスパイプから漏れて熱が~という事はありません。
生きている爪は柔らかかったです。

で、次
抜けたオイルの量です。
約5000キロ走行の使い切ったオイルです。
当社では健康状態のチェックを兼ねて上抜きでオイルの量も見ます。
見にくくて申し訳ないのですが、4Lしか抜けない・・・
確かに4.5Lしか入れない教に入信している方も多くいます。
ただ、4Lは少なすぎだろ!!!!!
DPF再生の事を考えても3.5~3.8くらいしか入れてなかったんじゃないかと思われます。
しかも前回の交換は量販店じゃないとの事・・・
おいおいおいおいおいおいおい・・・・
レア車なのに扱われ方というかなんか残念でした。
私達は5.1Lきっちり入れる教なのできっちり入れました。
抜けきってないのかなと規定量入れてみましたが上限値でした。
おいおいおい・・・・


歯周ポケット的な所があるんですが、今回はそこまできっちり仕上げています。
ご安心下さい!!!!
今回の感想は
3年前にやったにしちゃ多いな
です。
ここから煤掘っただけではまだだよというお話です。
これがメインではないので手短に言います。
煤を洗浄するというのは作業時点のアプローチです。
堆積をしたものを取る
当たり前の事です。
ここから「堆積しにくい環境を作る」
という未来に向けた作業をします。
ざっくりいうとセンサー交換、INJ洗浄
やって無ければフィルター類などです。
なぜINJ洗浄が未来に向けた作業なのか?
それは煤を発生しにくい環境を作ってあげる事にあります。
要は燃料が綺麗に打てなければ燃えカスになってしまいます。
つまりは煤が多く発生するという事です。
燃焼環境の悪化によりトルクが思った様に出なく
ユーザーはアクセルの開度をさらに開けます。
そうするとINJには燃料打てとの指示が出ます。
燃料を打っているのに無駄になっている、煤の生成量ばかり多くなってしまっている
それにより発生した煤はDPFにいってみたり、EGRの流路により吸気側に戻ってきたり
本当に無駄な燃料を使って煤を発生しているだけ
という環境になってしまいます。
現時点だけでのアプローチ(洗浄だけ)だと
堆積も早いです。
なぜかというと上記の通り設計時よりも煤が発生しやすい環境だから
だから調子が悪くなるのも早くなるんです。
なので長く乗りたいのであれば適切な現時点での洗浄(今)
これから為の作業(未来)
をしてあげて下さい。
そうすると乗り換えるタイミングを見失うくらい長持ちします。
当社で整備一式をしたバリ物アテンザ君は今とりあえず状態維持の為代車になっています。
本来のSHエンジンのフィーリングを試したい方は乗りに来ていただいてもOKです。
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