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様子のおかしいCX-8 坂道でギャリギャリは変です。。。


これはCX-8、走行6.5万キロのインマニの様子です。

これ様子がかなりおかしいです。

正直中後期かと思う程に煤が居ました。


こんなに煤がいる事はあまりないのでぜひ読んで見てください。



シャッターバルブです。

おおおぉぉぉおおおい!中後期と一緒じゃないか!!!!


写真で伝えたい事は

距離のわりにめっちゃ多いという事です。


ではなぜこうなったのか、それまでの症状などをお伝えします。


まず、症状

試乗車をご購入されたとの事でした。

購入当時はチョイっとアクセルを踏むだけでスイスイ走りましたが、

5万キロくらいから、登坂時「ギャリギャリィィ」と音がする様になってきたとの事

同時にアクセルを以前よりも多めに開けないと要求する走りが出来なくなった


それに加え

信号待ちで少しだけ登りになっている所からの発進時にトルクが低下した様な感覚があったとの事です。


解説をしますと、

「ギャリギャリィィ」の音

これはディーゼルノックだと思われます。

そもそも静粛性が高い8で室内でも気になる音となると凄い音がしてたんだと思います。

結局インジェクターが綺麗に噴霧できず、想定以下のトルクしか出ない

なのでアクセルを踏む→燃料多く吹く→でも不完全燃焼→ギャリギャリという感じです。


さーここから推測です。

なぜこんなにもINJが調子悪かったのか

それは試乗車だからなのではないかと思います。


試乗車は試乗用です。

試乗コースは流石に50キロもありません。

それに見栄えする所に移動、試乗車置き場に移動、展示場所に移動

ちょいちょい動かすだけになってしまいます。

これがINJに対してとても負担になってしまうんだと思います。


これは試乗車だけに言える事ではありません。

距離浅の中古車にも言えますし、長期展示車についても言える事です。


試乗車は納期も早くお得に買える事が多いのでメリットも大きいです。

距離浅の車だって魅力です。

ただし、乗り出す前に一度INJ洗浄だけはしてみても良いと思います。

いいなぁ俺も車欲しいなぁ~


という事でなぜ煤がここまで多かったのかは

試乗車→ちょい乗り気味→INJが綺麗に燃料吹けない→ユーザーアクセル踏む→

燃料濃くなる→不完全燃焼多くなる→煤の発生増


という事だったんだと思われます。

煤の洗浄は現在溜まったものを洗浄するという時間軸「今」

INJの洗浄は煤の発生を正常化する時間軸「未来」

の作業です。

今回は特に「煤洗浄だけ」では何も解決しなかったといういい例だと思います。

バランスが大切です。

ここを見極めれる、判断出来る、データ見れる、音聴けるがとっても重要だと思います。

なんでもやればOKではないし、やればOKで進めていると無駄も出てきます。

無駄は良くないと思います。

無駄無駄無駄無駄無駄ァ!

 
 
 

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