
ご覧ください。
最後まで煤たっぷりです・・・
ここまでなっている車両はEGRクーラーが↓

ピントがぼけていて大変申し訳ありませんが、EGRクーラーが完全に埋まっています。
この状態だと完全にコア返却出来ない為新品交換となります。。。


なぜこうなるのか?
一度燃焼し排気されたものの一部が戻ってきて再燃焼されます。
それがEGRです。
そのEGRの経路にEGRクーラー、EGRバルブという部品があります。
EGRクーラーは名前の通りEGRを冷やす部品です。
EGRバルブはどの程度EGRを流すのかの制御をしているバルブです。
その先にこの潜望鏡があります。
潜望鏡が詰まるとEGRが上手く流れないという事でEGR流入エラー0401が出ます。
しかしこのエラーが出ない、またはすぐ消えるという個体も多く存在しています。
なぜか
それは街乗りが多かったりストップアンドゴーが多い使用環境の場合
EGRをそこまで多量に使っていない為、または使うシーンがあっても僅かな時間なのでシステムが異常を検知できないからなのかなと思います。
潜望鏡に関しては出口が塞がれている故に、うまく流れず対流をおこしたりします。
そうなるとEGRの経路で重要な役割をしているEGRクーラーの中が完全に詰まります。
EGRバルブどれだけ詰まっていても洗浄で綺麗にできますが、
(あまりに多すぎるとロッドが曲がったり、閉まりきらなくなって壊れます)
EGRクーラーは性質上綺麗には出来ません。
だって、水だって通らないくらいになっているんだもん。。。。
なので洗浄の際無駄な費用が掛かります。
EGRクーラー高いですとっても
どうしてもという事であればそのまま詰まっている部品を付けますが、それは絶対に良くないので避けたいです。
なのでダラダラ書いて何を伝えたいかというと、
まだ長く調子良く楽しみたいという事であれば早めに洗浄をした方が良いという事です。
私が言うといやらしいですが、これは事実なんです。
・チェック出たけど放置したら消灯した
・ディーラー、町工場でエラーを消してもらってから出ないからOK
・チェック消して強制燃焼したらよくなった
これは本当に良くないです。
むしろ壊している行為だと思ってもらってもいいくらいです。
根本的原因を叩いていないから更にひどくなります。
さらに放置した分だけ整備費用も高額になります。
私も出来れば安価で良い状態まで持っていきたいです。
でも部品だめだったら私達の努力云々のレベルじゃなくなってきちゃうんです。。。。
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